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Channel: 愛 編む ばあばぁ in 宇和島
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日曜の午後の城守

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公園の片隅



あたしゃ寒くって たっぷり着込んで行ったんよ

「先ず あちらのヤブツバキを 運んできて・・・・」 


何台かの 一輪車で 運ぼうとしたら・・・

「キャー 重~い!」

「いけるかえ パンクしとるでー」


スペアタイヤが あったんやね 


元気に復活の ご家老様が タイヤ交換してくれたんよ



城守 ヤブツバキとヤマザクラ

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昨年挿し木した ヤマザクラ

葉が落ちて 只の棒っきれかと思うたら

感激ー! 根が こがいに広がっとるんよ

夏の猛暑に耐えて よう頑張ってくれたねえ

がぜん やる気がでてきたわい


土をふるいにかけて・・・


まぜまぜして・・・


ヤマザクラ


ヤブツバキ


城山に植えるんは 城山に生えとったんを・・・・・

実生から育てたり 挿し木したり

気が長いことやけど

今年は 植えれる立派なんもできたんでー

ヤマザクラの種も 植えたんよ

どうか芽が出てくれますように・・・・・

城守 式部丸へ

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ヤブツバキとヤマザクラの 手入れを終えて

式部丸へ移動して・・・


昨年植栽したヤブツバキが 諸々の事情により

全滅に近い状態で 再度挑戦!

草取りをしたんやけど

冬のことやし あっと言う間に終了


まあ 皆んな盗っ人だらけには なったけどなあ


あたしゃ イバラを何本か 刈ったんよ

左手の人差し指が 何時までたっても チクチクして

ように見てもろうたら  こんまいトゲが見つかって

あの方が あたしゃの初期の老眼鏡を掛けて

針でホリホリしてくれて やっと取れたんやったんよ

指と言えば 親指を心配して メールくれた友に・・・



ほ~ら もう 大丈夫だよ~ん!

黒田旗幟店

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お向かいさんへ おじゃましてきたんよ

お二階では 糊置きの作業中


干場には

宝船に恵比寿さん 

そして達磨さんは これからかな






ちょっと おしゃべり楽しんで 帰ったんやったんよ

春を運ぶ 蝋梅

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年が明けて 嬉しい事に

度々 お花をいただいたんよ

一番・狭い・個室に これなど飾ったら

ご主人様 いわく

「芳香剤を 入れたみたいやないか・・・」


それに比べりゃあ まあなんと 良い香りだこと!

ガラス越しの 柔らかな陽射しに乗って

ふわぁ~っと 春の香りが部屋いっぱいに 広がって

し~・あ~・わ~・せ~!


おまけ付き やったんよ

画像は ボケボケやけどね


これが 蝋梅(ろうばい)の実


割ってみたら・・・種は結構大きかったんよね


お講の日

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看板もないお店の 中に入ると

まあ 素敵!


その上には お雛様

いつの時代の もんやろうかね


全国には 「結・ゆい」「無尽・むじん」とか 互助会があるけど

宇和島では 「お講・おこう」と呼ばれて 盛んなんよ

今では 職場や友人知人の集まりで

定期的にお食事会をする 程度やけどなあ

あたしゃのは 昭和58年生まれの 子を持つ母の集まりで

幼稚園を卒園した時から 2ヶ月に一度集まりよるんよ

最近は 飲んだり食べたりが あんまし要らんなってな

この日は繰越金を使こうて 贅沢に「ふぐ料理」

お講金をおとした人が 次回の段取りをする決まりに しとるんよ

次は どがいな料理やろうかねえ・・・ 


版画  「五ツ鹿踊りの子」

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「橋本 伸」先生の 作品

西海の 「五ツ鹿踊りの子」


すごいよね 色もたくさん使こうとる


長い間 お店に掛かっとったんやけど

あたしゃの作業部屋に 引っ越ししたんよ

お店には新しい作品が 飾られて・・・ 

赤松のぞき岩を背景にした 「浜木綿の花」

ガラスに反射するんで 遠景で紹介

気になる方は 直接お店に 見にきさいや


結い人

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いつもは強烈に寒い 歴史資料館の二階

集合の挨拶は

「今日は 温(ぬ)くやね~え」

このまま 春になるわけじゃないけど

日曜のお出掛けには ありがたやなあ


あ~でもない こ~うでもない・・・・・


文章を変えたり 内容そのものを変更したり


ぼちぼちやけど 完成に近づきよるんよ

近づく春と おんなしや~

御浜御殿跡  発掘調査現地説明会

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土曜日の新聞で紹介されたけんね

その日の現地説明会には

大勢の参加者やったんと

あたしゃ残念 仕事ですらえ


ここが 発掘現場

御浜御殿の東端のほぼ中央部になるんと 


馬屋跡 礎石14基が確認されたんと

数多くの瓦・土器・陶磁器等も 出土したんと


恩師からの便り

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「本を贈ろうかね」

「読む暇はないかもしれん」なんて 横着モンに

読みやすいように 数ページづつ 送ってもろうたんよ

「僕は弱点があるんよ メ◯ンチ言われると 悔しゅうてなあ」

そう言えば 先生の眼鏡の姿は  

「眼の病気でも されたんやろう・・・・・」と 

子供心に 感じるくらいやったけど

初めて触れた 先生の心の奥底

幼い時の不幸な出来事が 先生を育てたんやねえ


以下 一部抜粋

 早春のある日、母・キクノは、2才になったばかりの照夫を背に、吉田御殿内の児玉食堂に用足しに出かけていた。丁度、食堂内は夕食時で大勢の客で賑わっていた。用事を済ませて帰ろうとした時、食堂内で飲食していた客の一人が、店主と口論を始め、とうとう大喧嘩になった。さっさと帰っていれば良いものを、気丈な母は、女だてらに仲裁に入ったそうだ。それにも拘らず、その客がウインドウを手で割ってしまった。その音で、初めて気付いた周りの人達が、その男を取り押さえて警察に突き出したという。
  そこで、家に帰ったキクノは、死ぬほど驚いたそうだ。そのはず、照夫の右眼にガラスの破片が突き刺さっており、呼んでも泣かず・生死をさまよう死人の様に歯を食いしばっていたという。
  そこで、町内の松林眼科に入院・手術の結果、20日の間 ・横に寝かすこともできないままに、父母は昼夜交替で”だっこのまんま”で看病したという。
  以後、わずか2才にして思いもかけない大きなハンディを背負い、これからの人生の試練に耐え、余儀なく生きていく羽目となってしまった。
 

鬼ヶ城山系 マップ

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仕事をリタイアされた ヨットマン

冬の間は 海に出る気にもならんようで

体力づくりを兼ねて アチコチ歩きよんさる

ただのお散歩では 物足らず

城下の古地図で 散策したり

ちょっと ランなどしてみたり・・・・・

ある日 とうとう お山に足が向こうてしもうたんと

「学生の頃 地図を片手に 滑床まで行ったんよ

 今は 無いんやけど 滑床万年荘に 行った時

 その地図みたいなんが あったんてやね・・・・」

地図には いろいろあるんよね

イラスト入りのもんやら


森林計画のもんやら


登山用にルート時間が 書き込まれとるんや

最近は見やすい便利なんが なんぼでもあるけどね 


これやろ! 懐かしい地図は!

今は亡き 大谷先生の 尾根を基本に書いた地図なんよ

先生 フリーハンドで 書けよったらしいわい


この地図を渡してから 何日もたったけんね

四本松くらいまでは 登ったやろうか

それとも 鬼ヶ城 制覇したやろうかね

布ぞうりの準備

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入院中のミシン ご昇天あそばされましたんよ

ミシンには 電動 電子 コンピューターとあるらしい

コンピューターまでいくと 壊れにくいらしいんよ

ほやけど そこまでは ねえ・・・手がでんわい

最低限の ジグザクは欲しいし

手頃なとこで 片手以下の金額で 注文したんよ

ほんじゃあ ぼつぼつ 布ぞうりの製作準備に・・・ 

引き裂いた 布


アイロンで 伸ばして


四つ折りに せんとね


もう半分にたたんで・・・


今のところは これまでー!


ね ボケました

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な~に! 昨日は えらい温かったよねえ

朝の目覚めもようて ルンルン

coffeeも飲んで・・・・・

ゆっくりしとったら お城山から 鉄道唱歌・・・

えっー! 

寝ぼけて 1時間 間違えとった

朝御飯の前に 拭き掃除まで出来たんよ

季節もボケりゃあ あたしゃだってボケらえねえ

「どがいしたんぞ?」 驚く亭主殿

お月様のお正月 「こいつぁあ 春から・・・・・」

立春豆撒きは もう準備OKよー

いただき物では お上品過ぎて

年の数には 豆が足らんかも・・・


これだけあったら 充分やろ


おニューです

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注文したら あっと言う間に 届いたんよ

けっして 高級品じゃないんよ

簡単ジグザグ これで 上等!


ほんでも 新品って ええなあ ワクワクするんよ


ポケットを オープン

上糸も かくれんぼしとるんやね


今までとは仕樣の違う ボビンに下糸を・・・・・

糸掛けは 案内図があるんで 楽勝 やね


早速 雑巾でも縫おうかね

うわぁーたまげや!音が静かなこと!

高速回転でも なんも気にならん

今までのは 夜に使うと 内職仕事しよるみたいで・・・・・

これやったら 迷惑かからんけん 24時間対応やねえ


その上 これが付いとるんよ

縫えたら このボタンを ポチッと・・・


糸切りも 止縫いもできるでー


その上 ワイドテーブル付きで 大物も縫いやすいし・・・


コントローラーも付いとったんよ

これで 何時手を怪我?しても 大丈夫やろ・・・


この手提げ あたしゃが縫うたんじゃあないんよ

嬉しゅうなって 手芸店に 糸とボビンを買いに行ったんよ

そしたら いにがけに パールママさんから 

「今朝 縫ったんよ 良かったら 何かに使こうてや」


二重に嬉しいやないの

だんだ~ん の ダダンのダーン

避難訓練

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前回は 城山に避難したんやけど

今回は 自動車道に上がれるとゆうんで

珍しく夫婦で参加する?ことにあいなり ましたんよ

これには ご近所さんもびっくりたまげや


さあ 登るでー


一回これを 蹴破ってみたいんよね


階段は かなり低めにこさえとるんで 楽々やねえ

登って びっくり 知事さんのお顔も・・・

何やら いろいろ説明やらが もう始まっとる


大勢の前を スルーして見たら 広やなあ

壊れて無かったら そうとうの人数が避難できるねえ


取材の人も 多いこと

「すいません ◯◯TVなんですが・・・」

軽く右手で 丁寧に?お断り

あたしゃ もぎたて専属?やけんね


炊き出しも あったらしいんよ

さあ いぬるでー!



毎度バカバカしい お笑いを・・・・

お暇な方のみ お付き合いを・・・・

この日の 早朝のことなんよ

温かったけんやろうか 暗い内に 目が覚めてしもうて

何時やろうかと 枕元の携帯を手にして

なんや まだ5時やないの まだ寝とこーっと

寝ぼけ眼で 左手で操作しとったんよ

省エネモードに  しとるもんやけんね 

真っ暗の中で 手探り状態なんよ

何気のう触ったら ☎帳アの表示になっとる

そのまま 寝ぼけて左手で操作したら ☎帳イの表示に

クリアしようとしたら 今度は発信してしもうたみたい

慌てて 右手に持ち替えて OFFにしたんやけど

間に合うかいね すぐに折り返し着信音

ひあゃ~ ひえぃ~~~~~~~~!

「どうしたんですか?何かあったんですか?」

・・・・・・・・・・・どがいもこがいもないんよね

「ごめん ね ボケてしもうて・・・」

早起きの人で 起きとんさったんで 良かったんやけど・・・

これで完璧に 目が覚めてしもうたんよ

まあそこは 済んだ事はすぐに忘れる あたしゃやけど

今 悩んどるんよ

省エネモードは 止めるべきか?

それとも 枕元には 目覚し時計を置くべきか?

「どうでもいいから しっかりしてよ」と 言われそうやね

「ごめんね ◯川さん 貴方で本当に 良かったわ」

城守 土づくり

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日曜日の午後 避難訓練の後 

2月も3月も 飛び越えてしもうたような 陽気やったんよ

この日は 土作り

休み休みせんと たまらんのよ


土をふるいにかけるんは 

皆んな 交替せんと たまらんなるんやけど

高齢城守衆の中でも お一人様だけ 馬力のええ人が・・・

あたしゃも これを経験さしてもろうたんで

ただコロコロするだけじゃ いけんかったんよ

たまに トントンしてやらんとね

要領よう馴染んだ頃には もうおしまい


子供に お土産お宝も 掘り当てたんよ

幼稚園児のママの手は やっぱり きれいやねえ


記念すべき 第一作目です

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しばらく春の陽気から 一転して寒いこと!

工房には 火の気がのうてなあ

いつもは 上半身には 半纏を着て 

下は ミニ毛布を膝に掛けたり 

ベルトで止めて 巻きスカート仕樣にしたり しよったんよ

それが お舅様がえらい お気に入り

「どうぞ 使こうてやんさいや」・・・・・


おニューミシンのお試しに こさえてみようかね

ぞうりには編めん 厚地のウールの生地

半分にたたんで 二重に合わせて  紐を付けて・・・

これは 楽勝 ルンルンルン


出来上がりー

左上隅は 何かに使こうたんやろ カットしとるけど

前合わせで そうは 気にならん場所やし・・・


暖ったか 巻きスカートになったんよ

「ピン・ポーン」 玄関のチャイムが鳴った時や

仕事に呼ばれた時は さっと解けて 便利なんよ 


寒い夜でも これで OK

省エネに 如何?

今冬は 灯油なしで  がんばっとるんでー!

伊達村候 「白痴篇」

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昨年12月から 金剛山にて 月一程度で 

5代藩主村候がまとめた 「白痴篇」を 学びよるんよ

古文書を解読する だけでのうて 

祐筆の書いたんを 臨書するんよ 

三回目となった 夕べは

宇和島の歴史や心を学んでくれる 3名の若者が参加

講師は 渡部良彦先生

それを見守る 2名のばあばぁ

用事でお留守やった ご老師様も帰られて

皆とても熱心に お勉強

年寄りは 横着もんやし 覚えも悪いしなあ

熱心な若者相手に 先生は張り切っとられるんよ

ひとつ残念なことは 男の存在がない

やっぱり 世の中 女が頑張りすぎ?かな

日本男児 何しよるん?


お亥の子

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季節外れなんやけど 

まーきみさんのFBで 亥の子話に花が咲いとったんよ

ちょっと 触れさしてもらおうかねえ


あたしゃ 「おなごは いけん」 言われて 

あんちゃん等が 羨ましゅうていけなんだ 思い出なんよ



93歳の舅を訪ねた時 何度も同じ話を繰り返すんで

「お亥の子さんの歌を 歌とうてみてや」と 話をふると

喜んで大きな声で 歌とうてもろうたんよ

「祝いましょう いわいましょ お亥の子様をいわいましょ

 一に俵ふんまえて     二ににっこり笑ろうて

 三に酒をつっくって     四つよのなかよいように

 五ついつものごとくに    六つ無病息災に

 七つ何事ないように     八つ屋敷を広めたて

 九つ小倉を立てそめて   十でとっておさめた

 うえ~ぃ うぇぃ!」

たまげやなあ よう 覚えとんさった事よ

これには 周囲の人もびっくりで 拍手がおきたんよ


城守衆も お店のお客様でも

亥の子の話になると 懐かしがって 盛り上がるんよ

「わしら 30番まで 歌いよったぜ」

「かち合うた時は 歌の数が多い方が 勝なんよ」

「穴が浅いと もっとつかんと銭やらんぞー 言われるんよ」

「その日は お宿で 寝るんよ」

「陣取り合戦みたいに 笹をうばいあうんよ」

「旗の ばいやいやろうがな」

「僕らん頃は 落とし穴や 守り塀までこしらえよった」

「24時間以上 戦いよったぜ」

「わしらは 気の合うたグループで やりよった」

「お花を 仰山もらうとこに 先に行ったもんの勝なんよ」

「むか~しから 亥の子石やのうて 藁でつくんよ」

「年上のもんが仕切って 上手いこと分けるんよねえ」

「中には こすい奴がおったんよ」


話が尽きることものうて 懐かしい自慢話になるんよ

「歌とうてみてや」と お願いすると

始めは 「忘れた」と 言う人でも

ボツボツ思い出して 歌とうてもらうんで

明日からは なんぼか 披露してみようかね

                                              画像は松野町誌より







 

亥の子唄 その1

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口伝てに 伝わっとるけんね

似たようなんでも 地域によって ちょっとづつ違うんよね

初めて聞かせたもろうたんは

「うぐいすが~・・・・・・・・」


うぐいすが うぐいすが

初めて都に上る時

都は広いと申せども

一夜の宿を借りかねて

梅の小枝に昼寝して

昼寝の夢に何を見た

春咲く花の夢を見た

大木の小枝の二の枝に

こくば寄せて巣をくんで

十二の卵を生みそろえ

十二の卵が鳥となり

それが一度に立つときは

金の盃くわえだし

長柄のちょうしに酒つめて

末は鶴亀五葉の松

チンチンカラリ マンカラリ

エートヤ サイトヤ


「この歌は うちらでは こうやったでー」 などと

思い出して 教えてもろうたら 喜ぶ人がおんさるんやけど・・・なあ


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