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Channel: 愛 編む ばあばぁ in 宇和島
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布ぞうり 23.5 着物ウール地で 2

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生地が足りそうもないんで

別物をあしらって

ただ鼻緒をねじってみたんよ




布ぞうり 23.5 着物ウール地で 3

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前回作でつま先に使こうた生地で編んだんよ

「色の組み合わせが楽しゅうてぞうり編むんが楽しい」

と言われる方が多いんやけどな

あたしゃ色合せにはあんましこだわっっとらんのよ

手元に届いた布や細長いもんやったらなんでも

只只 ぞうりにこさえるんが好きなんよ

な~んも考えんと編んどったら

なんとまあ たまげや 400足にもなったがなー!



布ぞうり集合

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お習字しよるゆうたら字が上手なもんやと誤解されるんよね

綺麗な字が書けるにこしたことはないんやけど

筆を持って紙に集中する時が好きなだけなんよ

当たり前に日本語で話しよるけど

なんぼでも知らん言葉や文字に出合うて

文字の中だけでも日々発見や感動があるんでー

をとこもすなる 日記とゆうものを
 をんなもしてみんとてするなり」


だれもが教科書でなろうた紀貫之の土佐日記よね

頭の5文字だけにに注目

「をとこもす」は漢字のことなんと

「をんなもす」は仮名文字のことなんと

そしたら教科書で習ろうたんと違う意味にならいね

そのあたり

土佐山内家宝物資料館のブログで詳しく紹介されとるんよ




仮名文字は濁点も打ってないし

区切りもこねくり回してみんといけんのよね

漢字はこんな字あったんやろか?とたまげるほどやし

古文書もゆうたらパズルを解くみたいなもんなんよ

正解にほど遠うても

一つでも何か見つけられたら満足なんよ

たくさんの言葉遊びが含まれた日本語に巡りあう時

なんかしらん嬉しゅうになるんよ

ほんでも 辛いことにすぐに忘れてしまうんよ・・・トホホ





伝統工芸大賞

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昨日の夕方 店番しとったら

マメな あのお方がわざわざ届けて下さったんよ

あたしゃが好きやろ思うたんと

こがいなんがあったとは知らんかったんよ



一番心惹かれたんはこの竹工芸

三種類の竹でこさえとるんと

実際 生でお目にかかりたいもんやね


大婆様に手伝ってもらいました

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月曜には奥から大婆様が訪ねてきたんよ

あの日は今年一番の冷え込みやったような

「昨日は寒かったけど 今日は昨日に比べたら温やね」

そりゃあそうやろ

あの鬼ヶ城から寒風吹き降ろす目黒から来たら

宇和島は寒いとは感じんやろうね

「せっかく来なはったけん一晩泊んなはいや」


年寄りには何かお仕事してもらわんといけませなえね

ぞうり用の着物を解いてもらおうかな

二階の居間には時折陽射しが差し込むんよ

窓越しに見える鬼ヶ城は雪化粧



ズームしてみると


娘の手伝いが出来て大婆様もご満足のご様子




結人 宇和島地域の祭礼について

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愛媛県内の祭り

東予ではダンジリ 太鼓台に集約されて

中予では神輿(特に鉢合わせ)が練りの中心 なんやけど

南予の祭礼は各氏子地域において練りを分担しとるため

古くからの特徴がようのこっとるんと

三浦天満神社の祭礼のお練りは

仕事で行けれんかったけど

写真で見せてもろうたんよ

派手さはないけど素朴でええなあ!












宇和島城新聞 編集小学生

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12日(水)~三日間

愛媛新聞掲載中の「えひめこども新聞」

第3回やけど今年初めて目にとまったんよ

お昼ご飯の交代の時

毎日愛媛新聞に目をとうすようにしとるんやけど

県内の小学生が思い思いにこさえたこの新聞の記事は

そうとう面白うてな

身近な話題や関心事を取材して新聞にしとるんやけど

宇和島城を取材したんも優秀賞をGETされとったんよ

上手なんでー!

ぜひクリックしてみてやってや

12日掲載分

「お城がかっこいいと思いお城のみ力を多くの人に
  知ってもらいたいから・・・」

泣かせるねー!

天守閣受付のおっちゃんも豆記者の取材にいい笑顔やね


13日掲載分

中央の宇和島城の絵がまた素晴らしいねえ

夏に天守閣にお泊りしてくれたんやね

「宇和島城のすばらしさを広めたいと思います」

ありがとう!


今朝の新聞はまだ見てないんよ

お昼になるんが楽しみやなあ


「和翁丸・かずおうまる」

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長門丸児童公園下

いつのまにやら いや やっとこさかな?

案内看板ついたんよ

登城の折りにはちょっと立ち止まって見てやってや




ぞうり材料 カンナ屑 「お椙と檜ーこ」

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ミクロンの檜カンナ屑で編んだぞうりを見て

大工の女房の友が持ってきてくれたんよ

画面左の赤っぽいのが杉

右の白いんが檜

ええのだけ選ってわざわざ届けてくれたんよ

綺麗かろ?

ある人が名付けてくれたんでー

「お椙と檜ーこ」

 グッドなネーミングやなあ



ほたっといたらパリパリになりそうなんで

杉は三つ折 檜は四つ折りにしたんよ

厚みも色も様々なんやけど

なんとかぞうりの形になる様

挑戦してみんとねー


初めての文楽鑑賞

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昔っからちょっと興味があったんよ

今まで機会がのうて・・・

「宇和の歴史博物館かー」

この際 家の大掃除は諦めて

「行ってこーっと!」

「僕も見たことないけん 行ってみようかな」

連れまでできてしもうた


滅多にこんけど駐車場が車で溢れとるんも初めてやね


もうすでに一番目の演目

鬼北文楽 寿式三番叟が始まっとったんよ


舞台右手の光っとるとこがあるやろ


あそこに太夫と三味線の方がおられるんよ


演目の始めに拍子木を打って

「東ー西ー(とうざい)?・・・・・」の声で

演目と太夫と三味線の紹介をされるんよ

           (西や東の旦那様・・・みたいな意味だと思うたけど・・・)



初めてやけん内容がわかるやろうか?と

心配やったんやけど

プログラムにはちゃーんと解説が書かれとったけん

安心して楽しめたんでー



「壺坂観音霊験記 山の段」三瓶高校文楽部

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一つ紹介させてや

ヤマト壺阪に住む座頭沢市は 美しい女房のお里が琴や三味線を

しながら賃仕事をしてくれるのを頼りに 仲むつまじく細々と暮らして

います。沢市がはお里が毎晩家を空けることに疑いを持ちますが

お里が沢市の目が明くように壺阪へ夜参りしていると知り 感謝の

涙を流して喜ぶのです。貞節な女房を疑い続けてきたことを詫び

お里から勧められるままに西国霊場六番大和の壺坂寺へ。観音は

桓武天皇の眼病を治したことで有名な札所を二人でお参りすること

になりました。気晴らしに御詠歌を歌いながら本堂までやって来ると

沢市は今夜から三日の間寺にこもって祈願すると云い お里を帰し

ます。お里は沢市に「深い谷があるので動かないように」と言い残し

一旦家に帰ります。


後に残った沢市は自分と暮らしてもお里は幸せにはなれないと思い

岩に駆け上がり 




「南無阿弥陀仏」の言葉と共に身を投げます


ほどなくお里が戻って来ましたが 夫の姿が見えず

呼べど叫べど返事はありません。



月明かりに夫の杖を見つけ 驚いたお里が谷底を覗きこむと

沢市の死骸が横たわっていました。


お里は狂ったように嘆き 夫を慕って谷に身を投げます


雲の間よりひかりが差し 観世音菩薩が現れます。観世音は

「お里の真心と信心によって二人の寿命を延ばす」と告げ 姿を

隠します。



夜明けの鐘が鳴り響き 二人で起き上がります。

二人は生き返ったばかりでなく 沢市の目は見えるように なって

いたのです。二人は朝日を拝んでお礼を言い


喜びと共に観世音様の霊験に感謝し「万歳」を踊るのでした






郷土に伝承されている文楽

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敷居が高いと勘違いしとった文楽

愛媛県 中でも南予には伝承に務められとる

団体が多いんやね


紹介済みの 鬼北文楽と三瓶高校文楽部

他の演目も少々画像で紹介すらいね


「祝い大漁 戎舞」 伊予源之丞



「絵本太功記 尼ヶ崎の段」 朝日文楽




「玉藻前あさひの袂 三段目 道春館の段」 大谷文楽




「生写朝顔話 宿屋の段」 俵津文楽
                                    すがわら座


「生写朝顔話 大井川の段」 俵津文楽




文楽の面白さ・今後の予定

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特には休憩時間はなかったんよ

演目の間にお手洗いに行ったら

そこは楽屋裏みたいやってな


出番を待つ人形達にお会いできたんよ


これが主遣い(おもづかい)の下駄やね

これ履いて人形も操りながら動きまわるんやねえ


一体の人形は頭と右手を操る主遣いと足遣いと左遣いの

三人がかりなんよ

太夫は情景描写や会話も一人でされてな

汗を拭き拭き語られるんよ

素人でも語りに引きこまれてしまうんよ

太夫と主遣いの息がピタリと合うた上

主遣いの見えない合図で左遣いと足遣いが合わせて

人形はだだの人形やのうて生き生きしてくるんよ

「泣き」だけでも うつむいてよよと泣いたり

頭を反らして号泣したり 後ろ姿で泣きを見せたりするんよ

人が操ってるんが見えるんやけどちっとも邪魔にならんのよ

そうそう 黒子さんも大変なんよ

落っこちそうになった襖をかけ直そうとするんやけど

二人掛かりでしても上手いこといかんのよ

諦めて 長いことずーっと下からささえとんさったんでー

たぶん翌日は腕の筋が おかしいになっとんさらい


今後の予定を教えてもろうたんよ

2月中旬 朝日文楽 三瓶文化会館

4月上旬桜まつり 俵津文楽 明浜町俵津文楽会館

合同公演は毎年11月前後に公演予定

                    (来年は肱川町 再来年は三瓶町にて)

いっぺんくらい見てみさいや!感動もんよー!


六本芯の布ぞうりに挑戦 1

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布ぞうりを編みはじめた頃

「自分のぞうりは自分の手でこさえたら丁度ええみたいよ
  男もんを編む時は手を大きゅうに広げんといけんのよ」

そしたら松山のヨット乗りの◯川さん

「編む芯の数を増やしたらいけんの?」と

そん時は「いけるかえ」と応えとったんやけど

六本芯やら10本6列やらと編んどんさる人がおんさるんよね

キットを使うのはあたしゃのセオリーに反するけんな

いつもの様な編み方でいっぺん挑戦してみたんよ

ロープ掛けはこんなもんかな


普通に編み始めて


三角がでけたら


まだ 普通に編んで


ここで芯を増やそうかな どがいしょう?


編み始めの布を表にしたり裏にしたりして


なんとか形になったやろうか


六本芯の布ぞうりに挑戦 2

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編み続けてみたもんのやっぱしいけんね

人差し指から小指まで五本の指がないことにゃ

グッグッと締めることができんのよ

あたしにゃ六本芯はガテンが承知できんわい

気が乗らんなってしもうたんやけど

なんとか最後まではやり遂げんとね


どうまり鼻緒付けまで編んだんよ


鼻緒はこの風呂敷で



普通に鼻緒を編みこんで


ひっくり返して裏も見て

かかとはすぼめて仕上げてやらんとね



布ぞうり 24.0 六本芯で

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一応仕上げてみたんやけど納得できんわい

こうゆう時もあらいね

こんなんでも誰かもろうてくれて履いてくれるやろ

ありがたやね!





城守 宇和島城煤払

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今年も大勢が煤払いに参加されて

先ず来年の恵方の方角から

来年の年男が払い始めたんよ



めいめい割り当てられたとこへ・・・


綺麗になった天守の三階の恵方の方角には

特大鏡餅が・・・

え?こんもうに見えるねえ!

伊達家に残る古文書にのっとってその大きさでこさえると

直径60cm高さ20cmやそうやけん

二升餅のお鏡でこらえてもろうたんと



ウラジロに隠れてお鏡が見えんねえ


なんが飾られとるか わかるかなぁ~


布ぞうり 24.0 普通に編みました

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やっぱし四本芯がええかいな

左手でグッグッと・・・出来んことにゃあ

編んだ気にならんのよ

シャンとして ああすっきりしたこと!





布ぞうり 集合

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4本芯と6本芯の布ぞうり

並べて比べたら



編み込み方の違いがようわかるなあ

あたしゃこれから浮気心をおこさんと

四本芯で編んでこー!


杉カンナ屑でぞうりに

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「大工の女房」の友が

綺麗なとこだけ選ってくれたカンナ屑

「お椙と檜ー子」のお椙ちゃん

以外に丈夫そうなんで

これだけでぞうりに編んでみようかな

杉は量が少なかったんで

お飾り用のミニぞうりに・・・

結構固いなあ


鼻緒もカンナ屑でのうてみたら

やっぱしチョビット色が欲しいかな

せっかくネジったんやもんね

捨てるわけにはいけなえねえ


三本ネジネジに挑戦

三本なうんも意外と簡単に出来るんやね


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