松野町誌より・・・遊鶴羽(ゆずりは)の遍路伝説
むかし、むかし、一人の四国遍路姿のお坊さんが、奥内の遊鶴羽にやってきました。 山の中の遊鶴羽は、日暮れも早く、はやとっぷりと暮れていましたので、一件の百姓屋に一夜の宿をこいました。 百姓の家の者は、お遍路さんの身なりがあまりにもみすぼらしいので、家の中に止めるのを躊躇し、庭の隅に筵(むしろをしいてやりました。...
View Article松野町誌より 大森様の腹切り話
むかし、むかし、大森城のお殿様の家来に、一人の貧しい武士がおりました。 この時代の武士は、戦さがはじまると戦場にでて戦いますが、平常は百姓をしており、日々の食物は自分が田畑で作っていました。 ある日のこと、近くの裕福な士の家で、小豆が盗まれました。...
View Article松野町誌より 建徳寺水引地蔵伝説
文禄四年(1595)に、土佐国安芸郡甲浦浜町より一躰の地蔵像が飛来して、この地目黒に堂を建て祀られた。その因を尋ぬれば、安芸郡近郷の猟師らが猟に行き猪鹿を獲ての帰途日暮れて、甲浦浜町にある聖徳太子の作と言われる、水引地蔵を祀った...
View Article松野町誌より・・・田代沼の伝説
じゅんぐりの話 むかし、むかし、一人の炭焼き猟師がおりました。ある日のこと、この漁師が、目黒の西の川の山へ猪狩りに行きました。 この山は、大木が茂った昼も暗いほどの深山であり、山の頂きに大きな沼がありました。猟師が、この沼のほとりで猪が来るのを待っていますと、一匹のミミズがするするとやってきました。 すると沼の中から大きな蛙が出て、青ミミズをぺろりと食べてしまいました。...
View Article城守 ヤブツバキの植樹です
日曜日の午前中の「そこどこや」は後日UPすることにして・・・午後は城守やったんよ式部丸で ヤブツバキの植樹先生は「最後に愛情を・・・」と 必ず言われるんやけど「愛って 何ですか?・・・」「声を 聞くことです」な~あるほど自分やのうて 相手の気持ちをくみとらんとさあ ここは済んだよ三の丸に移動して実生から育てたんを 植樹さてさて どうなることやろうあな・・・
View Article城守 お花見です
お城山にも こんな春が・・・あーっ! ちょ ちょっとー!危ないよー! あ~ぁ たまげたねそれにしても ええ敷物やろ本丸の薄紅寒桜が満開なんよ作業を終えて お弁当使いでもしょうかね市街地の向こうの観音様のあたりも ピンク色に・・・「あれは 河津桜」と 教えてもろうたんよ
View Article城守 お亥の子披露
季節はずれとお笑いかもしれんけどお花見で 手作り「お亥の子」 うち初め!「うちも つかせてや ついたことないんやけん」そうよね 男の子のお祭りやったもんね 昔とった・・・・の方々は 「おっと 懐かしや 何十年降りやろか」 筑豊育ちの先生は「これは 初めてです やらしてください」すぐに 仲間入り皆についてもらえるか?心配しとったんやけど何度も 何度も ついてもろうたんよ城代の口からは「弁当食いよる暇が...
View Articleそこどこや 伊達宗城をめぐる女たち
先週の日曜日の午前中 歴史資料館で「そこどこや」伊達宗城をめぐる女たち表での追求だけでのうて日常「奥」での 動向や人間関係を学んだんよ四回目のこの日は 義妹・お正とお節を中心に~宗城は 日常を書きとめるんが好きやったみたいやね直筆の画像の特徴的な文字すっかり馴染んで来てしもうた
View Article幟旗製作準備ができました
鬼ヶ城が白くなったりして 冷かったね春に向けての製作は幟旗「エイヤー !」と 思い切って✂でチョキチョキ・・・今年は赤の文字と白い文字 やっとここまで 準備ができたんよぞうりも幟も 準備だけやがな・・・がんばろっ!
View Article結い人で・・・
日曜日の朝の 結い人の日 石◯氏は なんかしら面白い物を持参してもらうんよその日は これ!しばらく話が弾んで にぎやかやったんでー興味ある人は クリックして見てやんさいや もちろん 仕上がり間近の作業も忘れずに・・・
View Article場違いな所に辿り着く前に・・・・・
お時間どおりには 到着したんやけどちょっと 待たんといけんみたいお日様のあたる お庭で待たしてもらおうわいもうすっかり 春やねえ いやー たまげたドアを 開けてもろうたんよ こんなエスコートされたん 生まれて初めてやナビ代わりのあたしゃ 助手席に・・・ナビのお勤め終了 無事到着
View Article青少年ホームにて
開設41周年記念なんやと師からの使命を 忘れたらいけんね圧巻やー!「日本人より日本人らしい外国人」近日中に TV東京にご出演らしい・・・場違いなとこに 来てしもうた・・・「写真を撮ってこい」との 使命だけは果たせたんよ任務完了やと思ったら 次の指令が・・・・・「木屋旅館の写真も 取って来なさい」
View Article城守 特別講座 石垣巡り
先週の日曜日の午後 石垣のお勉強をしてきたんよ先ずは郷土館の前で 古代からの石垣の歴史から 簡単に説明してもろうて・・・中世では 土留め程度に利用 高石垣はなかったんと近世 16世紀に入ると 琵琶湖周辺の神社仏閣の石垣構築を職務としていた集団「穴太(あのう)衆 」を 織田信長が登用安土城に高石垣を用いた城郭が築かれるんとその特徴は 自然石(野面石)・10mを超える高石垣・斜めの勾配...
View Article城守特別講座 宇和島城石垣巡り
なんでやろうかね石垣を積んだんをみると 感動するんよねえ竹田城は やたら人気があるし備中松山城なども それに続け~と しとんさる宇和島城に石積みは 専門家からみてもほんとに 魅力的なんとぐる~と 宇和島城石垣巡りをしたんやけど楽しみ方を ほんのちょっとだけ・・・こちらは 藤堂高虎が築いたと言われとるんよ「角石のてっぺん2段は 補修しとりますね 」こちらは先生が...
View Articleそこどこや 西予市編 その1-1
「宇和島藩領をゆく」シリーズ 第3弾狩江公民館にて「段々畑の変遷と暮らし」について お話を聞いて段々畑に向こうたんよおっ 石橋が・・・船板が張られた家灌漑用の ホースの束けっこう 登ってきたんよ眼下の家並み屋根に小さい屋根は 養蚕の名残これで 温度調節をしよったらしいのどかやなあ・・・ここの段々畑の石垣は 全て石灰岩白っぽうて 角がとれとる みかん畑の隅に残る 桑の木
View Articleそこどこや 西予市編 その1-2
段畑農道をしばらく散策して集落よる段畑傾斜の違いなどを感じて 下ったところの お宮さん可愛い タコちゃん中には お神輿と牛鬼こちらの牛鬼胴が半分に重ねられて お休み中文化12年奉納と刻まれた 灯篭石垣の角は ま~るく仕上げとる春日神社やったんよ 火袋には 電球が・・・そばには 「大元山」と刻まれた 奉納石宗紀の文字なんと
View Articleそこどこや 西予市編 その1-3
大早津(おおそうづ)へ20年ほど前は 子供達と訪れた 懐かしい場所海水浴をしたり 焼き肉食べたり 焼き物をしたり・・・すっかり 様子も違ごうとる其の頃にはなかった 明浜歴史民族資料館へ・・・館内に入るとすぐに 目にはいったのが「イシマテ貝」石灰岩に分泌物で穴をあけながら成長するんと中央には で~んと 木彫立体図が宇和と俵津の境界を 証明するためにつくられたんとケヤキ材で...
View Article